これから就活を始める4年生の学生の中には、
「今から就活を始めるなんて遅いんじゃないか…。」
「周りはもうみんな内定持っているから終わったな…。」
「内定率が7割越え。8割超えのニュースを見て焦りを感じている…。」
という方が多くいるかと思います。
また、インターンシップや早期選考が本格化してきた3年生からの就活に関する相談も増えてきていると思います。
就活を始めたばかりの学生の多くは、
「そもそも就活とは何か?」
「何をしたらいいのか?」
というような不安を抱いています。
今回は、そんな就活を始めたばかりの学生が「自分に合った企業を選ぶ」ための方法をお伝えします。
■学生が自分に合った企業を選ぶためには
まずは自己分析をします。
下の図は就職活動の全体像を表したグラフです。自分のことを知れば知るほどこの円が大きくなると仮定します。
次に企業研究をして、社会のことを知ります。
知れば知るほど2つの円が大きくなって、接点が生まれます。その接点を、企業に面接で志望動機としてお届けする、これが就活だと考えています。
そして、学生が就活を進めていくうえで、学生自身と企業の共通点を見つけることが大切です。
実際に学生の中には、片方の円を拡げることだけに力を入れている方がたくさんいらっしゃいます。
「多くの企業を見て企業の円を一生懸命拡げているが、自分のことは知りません」
という学生や、逆に
「自己分析をして自分のことを分析してみるが、業界は2つしか見ていない、職種は1つしか見ていない」
という学生もいます。そのような学生に接点なんてそもそも生まれません。
「自分」の円と「企業」の円の共通部分が大きければ大きいほど、学生は幸せに働くことができます。
学生にとって、内定を取ることがゴールではありません。内定を取って幸せであり続けることが最終目的です。
その働き方をするために、自分の円を拡げ、企業の円を拡げましょう。
■就職確定先の就職活動開始前認知別に見る就職を確定した時期
就職先を決定している方に、「就活前から企業のことを、もともと知っていたか」について質問しました。
下の図から分かる通り、「就活開始前には知らなかった企業」に就職を確定する学生も多くいます。
このような学生は、就活を進める中で企業について知っていき、そして納得して就職先を選ばれているはずです。
このことからも企業について知ることは「学生に合った企業を見つける」上で重要になっていることが分かります。
そもそも私たちは無限にある選択肢の中から選んでいるような感覚に陥りがちですが、実は知っているものの中でしか選べません。
知らないから選べないという学生を減らして、知ったうえで選択のできる学生を増やす必要があります。
■終わりに
学生が自己分析や企業研究を進めていく中で、
「周囲が続々と内定を取得していて焦りを感じている」
「自己分析や企業研究、面接対策のやり方がわからない」
といった声が多く寄せられます。
そこで、弊社で行う研修では、「自分に合う偉業を見つけるための企業研究のやり方」や「視野を広げて上手に就活を進める方法」等の内容を丁寧に説明しています。
実際、これらのコンテンツは学生からも「ためになった」というお声をよくいただきます。
今の時期は就職活動を継続している学生にとって、非常に焦りを感じやすいと思います。
学生の話しを聞いていても、「どこでもいいので」や「内定が出れば(そこで承諾する)」といった声が聞かれます。
納得できる企業だとよいのですが、そうでない場合には、ミスマッチが起きかねません。
24卒の支援も始まり、お忙しくなる時期ですが、不安を抱える23卒の学生にもぜひ耳を傾けてあげてください。
弊社では、卒業間際ま で就職支援を行っておりますので、お困りのことがございましたら、是非ご相談ください。