学生に伝えたい就活対策Tips~志望動機添削 編 ~
志望動機を添削・アドバイスするうえで注意したいポイントをご紹介します。
①相手目線の志望動機になっているか
志望動機は自分が入社したい理由(例えば働き方や雰囲気、福利厚生など、自分にとってのメリット)を伝えるだけではなく、その会社が自分を採用するメリットを伝えることも重要です。
「自分が入社すると会社にどんな良い影響を与えられるのか」「どんな貢献をしたいのか」「自分の強みが会社や仕事にどう役立つか」など、その企業の求める人物像に合ったアピールになっているかを確認します。
②魅力ポイントが企業の外見ばかりになっていないか
志望理由が条件面(休日、給与、福利厚生など)ばかりになっていないかもチェックが必要です。
「給料が良く、残業も少なそう」「福利厚生がとても充実している」といった理由も、一つの志望動機です。しかし、面接官によっては「条件が良ければ、どこでも良いんだな」「入社後、他にもっといい会社を見つけたら退職してしまいそう」と感じてしまう人もいます。企業の内面(事業の魅力・仕事のやりがい・仕事内容・どんな成長ができるか)に関する志望理由もバランスよく盛り込みましょう。
③自分の価値観や経験を伝えられているか
その企業に惹かれている点をただ伝えるだけでなく、「なぜそこに惹かれるのか」を自身の経験を踏まえて説明することが重要です。
同じ点に惹かれていても、その理由は人それぞれです。理由とその背景となった実体験を、学生生活(ゼミ活動や部活動など)を振り返りながら深堀りしましょう。その内容を盛り込むことで説得力のある志望動機になり、自身のPRにも繋がります。
≪まとめ≫
フィードバックのポイントは以下の3つです。
志望動機フィードバックの3つのポイント
①人事(会社)の視点に立てているか(企業の求める人物像に沿っているか)
②企業の内面と外見の魅力がバランスよく盛り込まれているか
③自身の価値観や経験が盛り込まれているか
この3つのポイントで添削・アドバイスすることで、面接官の印象に残る志望動機に近づくことができます。