学生に伝えたい就活対策Tips~インターンシップ 編 ~
夏はインターンシップへの参加を考える学生が増えてくる時期です。文部科学省の調査によると、2020年卒では、60%以上の企業がインターンシップを実施しています。年々、就職活動が早期化してくる中で、企業学生共にインターンシップへの注目は高まっています。
一方で、「『とりあえず』参加したほうがよさそうだから。」という理由でインターンシップに参加をしていたり、「参加しなくてもよかったかもしれない」こう言った声も毎年耳にします。
今回は、インターンシップに行って学びを得るための準備と振り返りのポイントについてです。
1.お客様の意識を無くす
『とりあえずインターン』は大変危険です。
就活が毎年早期化し「他の学生が行っているからとりあえずインターンに行く」そんな学生が増えています。学生が『お客様感覚』で企業のインターンに参加していませんか?
「この企業は自分に何をしてくれるのか?」といった受け身な態度、使った机やいすを整頓しない、ごみを勝手に捨てるなど・・・。
このような意識では、得るものも少ないですし、企業からの評価も下がってしまいます。自分から主体的に学び取りに行く姿勢が非常に重要です。
2.目的をもってインターンに参加する
お客様意識を無くすためにも、「何のためにこの企業のインターンに参加するのか」「このインターンに参加して得たいものは何か」など、具体的に目的をもって参加することが重要です。
終わった後に「別にいかなくてもよかったかもしれない」という結果にならないように、インターンに参加する前に目的を設定するようにします。
3.業界研究・企業研究を深める
インターンは社会に出るための予行練習です。企業や働くビジネスマンに触れることで自身の視野を広げることができます。
インターンに参加した後は振り返りが重要です。
参加後に企業のHPを見て、業界研究や企業研究をしてみると業界や仕事に関してより理解が深まります。
想像でしかなかった「働く」ということをリアルにイメージできるようになります。
実際に社会人になったときに、その企業で働くことをイメージができるのかどうかも企業を選ぶ判断軸になっていきます。